2011年12月23日金曜日

Windows共有をアンドロイド端末の/sdcardにマウントする

CifsMangerを使ってSamba共有を Kindle Fireにマウントする設定をしたところ、これがなかなか使い勝手が良かったので紹介。何かというと、他のマシンの共有フォルダをアンドロイド端末の sdcard以下に直接マウントするものです。dropbox経由や ES Filemanagerなどで共有することはもちろん可能ですが この場合ファイルをコピーして持ってくる手間があります。マウントしてしまうと例えば Perfect Viewerや VLC Playerなどから直接共有フォルダ内のメディアを再生することができます。

まずは各種ドライバを入手。「[drivers] cifs and tun」で紹介されている mod.zipを落とします。次に CifsManagerをインストール。接続の方法は「[GUIDE] Mount Windows or Linux share on Kindle using CifsManager」を参考に。

手順は解説そのままですが、日本語の関係があるので補足しつつ説明。
  • まず rootが必要なので適当に作業する。
  • PC側で共有がちゃんと設定できているかどうか確認する。
  • CifsMangerをインストールする
  • mod.zipを解凍してでてきたドライバを端末の /sdcard/cifs にコピーする。
  • CifsMangerで下記の設定を行う。

CifsManager_config02
「Load cifs module」と「Load via insmod」にチェック。「Path to cifs.ko~」を選択

CifsManager_config03
さきほどドライバを格納した場所を指定。(この場合、 /sdcard/cifs/slow-work.ko:/sdcard/cifs/cifs.ko:/sdcard/cifs/nls_utf8.ko)

CifsManager_config01
最後にマウントの設定。「Mount Point:」に設定するフォルダは事前に空のフォルダをその場所に作っておく必要があります。また、日本語をファイル名やフォルダ名に使用している場合、Optionsの欄に「iocharset=utf8」を追加します。(このへんは mountのオプションなので環境に合わせて適当に。)

注意点としては、あまり巨大な共有フォルダはつながないこと。端末は共有フォルダも自分の/sdcard内と思っていますのでメディアスキャンが走った場合などに重くなったりするかもしれません。

提供されていたドライバには tun.koもあったので OpenVPNもたぶん動く様になったと思います。VPNで繋いだ上でCifsManagerを使えば外出先から自宅ファイルサーバの中身を直接見れるようになります、、、が、このあたりの実用性はビミョウかも。動画を出先から見たいとかなら Pogoplugを使ったほうが簡単でしょうし、ファイル見たい程度なら dropbox使ったほうがよさそうです。

2011年12月14日水曜日

TOPEAK Pressure-Rite購入

TOPEAK Pressure-RiteTOPEAK Pressure-Rite package

以前から「あったら便利かなー」と思っていたTOPEAKのアダプタを購入しました。結論→圧倒的に便利!5LINKSには標準添付にしてもいいんじゃないかと思うほどに空気入れるのが楽になります。私は家用も持ち運び用もLEZYNEの先端ねじ込み式のポンプを使っているので意外と苦労はしないんですが、それでもホースを曲げないようにリムの反対側からぐるっと回してバルブまで持っていくのは多少メンドクサイ作業でした。が、このアダプタがあれば解決。何も考えずに繋ぐだけ!楽すぎる…。

2011年12月11日日曜日

Kindle Fire用にバインダーケースを作りました

Bindercase for KindleFire 03

作りましたといっても既製品にベルクロテープでくっつけただけですが。

OZAKI touch stylus with ball point pen

先日、このスタイラスを購入したのと、やっぱりとっさにメモ取りたいときは紙がいいよね。ということで市販のバインダーを買ってきてベルクロで固定してみました。ケースはキングジムの「ノートカバー(マグネットタイプ)No.1891)」です。

Bindercase for KindleFire 01

閉じた状態はこんな感じ。フタはマグネットで留めるので開け閉めが簡単。

Bindercase for KindleFire 02

開いたところにペンを留める凹みがあります、が、ちょっと硬くて留めづらいです。

Bindercase for KindleFire 04

Kindle Fireの反対側にはいわゆるロディアタイプのメモパッドをいれました。製品には横型ノートが付いてましたが、メモ用なので開いてすぐ書ける方が良い感じです。
真ん中にポケットのついたスリーブを入れています。Kindle Fireを使おうと本体を折り返して手に持った際にメモパッドに手がつくと不安定なので。

ということで、この状態で しばらく持ち歩いてみようと思います。

2011年12月6日火曜日

Cyanogenmod7 on Kindle Fire

CM7_Alpha on Kindle Fire

【追記】「CM7 for Kindle Fire (aka standing on the shoulders Giants)」で音もちゃんと鳴るupdate.zipが公開されました。導入手順はマッタク同じです。

ということで「[ROM] CM7 for the Kindle Fire」のCM7を入れてみました。正確にはCM7.2.0が入ります。手順は解説のある通り。少々わかりにくいですが↓のような感じ。現時点では出荷状態にもどすイメージなどもないので、ざっと読んでフムフムってならないひとは手を出さないほうがいいです。 → 戻し方のスレッドができました「[GUIDE] Restoring Your KF to stock from ROMs」。戻す方が簡単という(笑
  1. update.zip、updaterecovery.img、stockrecovery.img、log.txt、last_log.txtをダウンロード。
  2. いったん、全部を /sdcardに保管。
  3. 念のために md5sumでチェックサムを確認。
  4. log.txtとlast_log.txtを /cache/recovery ディレクトリにコピー。それぞれ logとlast_logに名前を変えておく。
  5. 「dd if=/sdcard/updaterecovery.img of=/dev/block/platform/mmci-omap-hs.1/by-name/recovery」でupdaterecovery.imgの内容をリカバリ領域に投げ込む。
  6. 「idme bootmode 0x5001」と実行してブートモードをリカバリモードにしたうえで「reboot」。
  7. 再起動してくるとClockwork recoveryに。
  8. 電源ボタンを押していくだけで勝手に /sdcard/update.zipを書きこむように設定されているので書きこむ。
  9. 書き込み終わったらリカバリ領域を元のものに戻す。PC側から「adb push stockrecovery.img /sbin/」としてイメージを転送した上で、「dd if=/sbin/stockrecovery.img of=/dev/block/platform/mmci-omap-hs.1/by-name/recovery」で投げ込む。
  10. リブートするとCM7で起動。

事前の話し通り、音がいっさいでません。が、上のスクリーンショットのようにステータスバーがコンパクト&ちゃんとホームやメニューなどが常時表示される、ということで非常に快適です。動作も早く、、は気のせいかもしれません。音まわりは別スレッドをみるにカーネル起因のようなのでそちらの情報が統合されると改善されるかもしれませんしされないかもしれません。その前に主流はICSに行っちゃうかも。