2010年9月26日日曜日

Charmフォント入れ替えとMMS

海外端末を入手した場合日本語フォントを追加するのは定番の作業ですが、FlipOutでは/systemの容量不足で起動しないというトラブルがでているようです。Charmに作業する際にはマッタク気にしていなかったので後で記事を読んでヒヤヒヤしましたが初期導入済みアプリの違いなのか残容量が違うのか作業は問題なくできました。



作業完了後のdf。アプリも幾つも入れてしまったあとなので参考データです。



フォントはこんな感じ。私は絵文字は当面不要、どちらかというと韓国語が表示されたほうが便利なのでまずは標準のDroidフォントを入れました。


MMSについてもFlipOutとは環境が違うようです。ごくつぶしの日々さんの記事で「Mms.apkの検証」でMessaging.apkやConversation.apkとバッティングするという記事があったのですが、Charm(T-Mobile版)では記事中で触れられているモペログさんの絵文字MMS.apkをPUSHで突っ込むだけで普通に動作しました。




リリース時期はほんの数カ月違うだけなのですが標準添付アプリも多少FlipOutとは違うところがあるようで、このあたりも追って書いてみたいと思います。

2010年9月25日土曜日

Motorola Charmを購入しました(3)



今日はもう1件だけ。モトローラによる拡張で非常に面白いものがありました。Moto Phone Portalです。Engadgetなどにも記事があるので、これはMILESTONEなどにも付いているんでしょうか?(日本語訳は見当たらなかったです)。

これは電話機がwebサーバーになって、PCのブラウザから電話帳や写真の操作・バックアップ・編集などが行える機能です。着信履歴の一部削除やSMSの確認などもできます。motoblurアカウントしか登録していない状態だとこの機能で編集などをするということになります。実際、しばらくのあいだはGoogleアカウントの設定というのはでてこなくて、マーケットなどを使う時になってようやくGoogleアカウントを設定する画面がでてくるようになっています。



電話機への接続はUSBネットワーク経由もしくはwifi経由。かなり便利になっていますね。一方で、Googleアカウントとの結びつきが重要視されていないためかアドレスブックを表示するとGoogle Contactsのグループ分けが反映されていません。これはちょっと痛いです。おそらくデータは同期しているけれどアドレスブックアプリが無視しているとかそんなところではないかと思いますが、アドレスブックを差し替えると連携がメンドウになりそうですし悩ましいところです…。

Motorola Charmを購入しました(2)

続いて基本システム周りでの比較をしてみましょう。比較対象はNexusOne CyanogenMod 6.0 Stable(2.2 Froyo)です。IS01も手元にありますがOS1.6と比較すると違いが多すぎるので割愛します…。Google I/O Phoneもありますが中身はCyanogenModなのでNexusOneと同じですね。

現時点ではカナダのTelus版とT-Mobile版が流通しているようですが、私が購入したのはT-Mobile版です。ebayのオークションで購入したんですが販売者はUnlockにはカナリ苦労したようで、最初のころは T-mobileからもらったコードもダメだった…など言ってたりもしました。先週あたりからようやく成功した解除業者がでてきて続々と「アンロックできた!」という報告があがってきたような感じです。なお、FlipOutも同じのようですがアンロックしてあっても、なにかSIMが刺さっていないと起動しても緊急通報しかできません。Wifi運用もできない状態なので注意が必要です。



CharmのOSバージョンは2.1です。最新のGmailアプリは使用できませんね。テザリングも標準では入っていないので必要であれば自前でどうにかしないといけません。root取得はFlipOutとまったく同じ手順でUniversal Androotでできました。



設定画面は大まかには同じですが細部でモトローラによる拡張と見られる違いがありました。例えば「画面が消えてからセキュリティロックがかかるまでの時間設定」や「コンパスのキャリブレーション」はNexusOneにはなかった設定です(すぐ採用できそうですが)。また、大きく違う点としてアカウント設定まわりがMotoblurに乗っ取られています。Motoblurは まだ設定をきちんとできていないので改めて使ってみたいと思っています。



ハードウェア的な違いとしてBacktrackの設定がある点も大きく違う点です。Backtrackは、、、ちょっと使ってみた限りではあまり使い勝手がよくないです。スクロールしたりポイントしたりするだけなら画面直接でもあまり不便は感じないというか、逆にBacktrackに指をひっかけてしまって画面が動くほうがやっかいな感じでした。これはでも慣れもあるかも?なのでしばらく様子をみたいと思います。



バッテリに問題があるという話の機種のためか、バッテリープロファイルという設定も増えています。パフォーマンス重視、スマートモード、省電力と選べるのですが何が違うのかはよくわかりません。もっとも同じ画面にあるスマートモードというのはおもしろいです。ピーク時間を設定して、その時間帯とそれ以外でデータ通信自動切断の挙動を変更できます。日中であればサスペンドにしても裏でダウンロードはし続けて欲しい、夜中はサスペンドしたら即通信断にしよう、というような調整ができるようになっています。

つづく

Motorola Charmを購入しました(1)

Unlockできるまでに数週間、通関になぜかまるまる1週間もかかって、ようやくMotorola Charmが届きました。ということでtwitterに感想を書いてましたが書ききれないので久しぶりにブログを作ってみました。



まずは外観関連から。開封関連は海外でもいっぱいあるのでサラッと。変わっているのは大容量バッテリ(BT7X 1370mAh)と標準バッテリ(BT60 1100mAh)の二種類がはじめから付属していることでしょう。大容量だと約25%の増量ですね。なお、大容量バッテリ用に少し厚みのある電池フタも初めからついています。大容量用のフタは電池部分が約1.5mmほど厚くなっています。しばらく標準バッテリで使用してみて、足りないようなら大容量を試してみようと思います。



本体全景。諸事情によりボヤけぎみです。画面サイズは QVGA(320 x 240)、2.8インチサイズ。FlipOutと同サイズです。HOMEはとりあえず Motoblurをそのまま残して使ってみています。FlipOutと同じく横画面が基本になります。



キーボードはかなりいい感じです。キーが小さいので指が大きい人にはちょっと問題があるかもしれませんが、押し損ねなどはなくクリック感もあってしっかりしています。強いて言えば数字を打つ場合はALT併用になるので、ちょっとメンドウな感じがします。OKとエンターキーの使い分けもよくわからないですが これはAndroid OSの問題ですね。



Pocket gamesさんのポケットリングストラップを付けてみました。カルベネワインカラーの本体にあわせて赤輪です。CharmにはFlipOutにはないストラップホールが最初から付いています。このへんのデザインの違いはどういう趣旨なんでしょうね。



中身のあたり。かなりボヤケてるあたりがSIMスロット、microSDは2GBのものが付属しています。フタもハメ込み式な上に、バッテリもパチンとハメ込む仕組みになっているので、電池抜きリセットとかしょっちゅうSIMを交換するというのはめんどくさそうです。microSDは裏フタを外すだけでアクセスできるようになっています。開ける気はないですが何箇所か見えるネジはT4トルクスです。

つづく。